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レポート

メンバーの声【ixi歴4年のMさん】

レポート
2022.09.21
メンバーの声【ixi歴4年のMさん】のイメージ

 

ixiには魅力的なメンバーが多数在籍しています。

今回は、ixi歴4年のプラチナ会員のMさんをご紹介します。

Mさん(40代)は現在コンサルタントとして会社員をしています。本業で得た知識を生かし投資でも成果を出されております。

 

ixi入会前からすでに不動産投資をされていて、ある程度の知識をお持ちだったMさんですが、ixiで何を学び、ご自身の投資にどう実践されているのでしょうか?

主宰の遠藤と触れることで気づいたというMさんの投資に対するスタンスや考え方にも注目したいインタビューです。

 

ーー遠藤さんとの出会いのきっかけはなんですか?

 

たまたま遠藤さんと顧問弁護士が一緒で新年会に参加した際にお会いしました。

その年は金融市場での投資をやりたいなと思っていたところでした。

過去にも先物とかを触っていた時期もありましたが、リーマンショックで大損という結果で・・。

その後はしばらく金融市場から離れ、当時は不動産投資をメインにしてました。

ただ、そろそろ不動産投資で余ったキャッシュを使って、別のポートフォリオを組もうと思っていたんです。

そのうちの一つとして個別銘柄の取引をやろうと思っていたところ、遠藤さんとお会いしたのが運命でした。

タイミングよく、遠藤さんの1冊目の書籍を出版するというところで出版記念パーティに出席させてもらったのですが、話を聞いていると「この人には中身があるな」と思いました。

遠藤さん主宰の投資コミュニティixiが会員募集中という話を聞いていましたが、僕の中でもう少しちゃんと話を聞きたいなと思い、ワイン好きの遠藤さんを僕の行きつけのワインバーにご招待しました。

そこでさらに色々とお話を聞いていく中で、本当に遠藤さんの話には中身があるなと確信できたので、その場でixiのプラチナ会員に入るという決断をしました。

 

ーー不動産投資で成功して資産もあるのに、なぜリスクをとって他の投資方法、それも個別株投資をすると決めていたのですか?

 

それまでも不動産投資で生まれたキャッシュを使って、USや全世界のETFをドルコスト平均法で資産を積み立ててはいました。

たとえば資産が100あるとしたら30%はそれでいいと思っているんですよ。

残りの70%に関しては、事業投資に半分、そして残りの半分はもっとリスクの高い(=リターンのボラティリティも高い)個別株に投資をしたいと思っていました。

ETFをドルコスト平均法で買っていくというのは、長い目線でみている投資で、こちらは世界の成長に長期でベットしているものになります。

なので最終的には勝つことはわかっていますが、ただ時間はかかるじゃないですか。

もう少し短期間で出来る方法として、直接事業投資をすることと、個別株に投資をすることの方法論を確立したいと思っていたんです。

 

ーーなぜそこまで投資を知っていたのですか?お父さんが投資家なのでしょうか?

 

いいえ、違います。国家公務員です(笑)

なぜかというと難しいですが、まずは投資というものにすごく興味があったということですね。

それと、コンサルタントをやっているので、職業柄、基本的に方法論から入るんです。

つまり、「わからないことはやらない」というのが基本スタンスなんですよ。

要は、お客様の中期経営計画を「どうやったら達成できるのか?」それをサポートするのが自分の仕事なんです。

お客様に説明する時に、「なんとなくこれでいけると思うんですよね」「気分で」で、提案するわけにはいかないじゃないですか。

「かくかくしかじかのメカニズムによって、こういうふうに要素分解され、事業ポートフォリオで言うと、A事業、B事業、C事業、でこれだけのパフォーマンスが出るはず。なので3年後にはこのPLが達成できます」という説明にならないといけないわけです。

これが仕事として染み付いているので、基本的に分からないことはやらないようにしてるんですね。

 

なので、まず投資をするならば、投資の方法論の研究・勉強をするというところから始める必要があるわけです。

金融市場取引と一口にいっても、その中でも債権、デリバティブ、個別銘柄、ETFと、それぞれ特性が違いますから、ここ(金融市場)のゲームでプレイしたいなっていうのはあったんです。

それぞれに「勝てる方法論」の勉強が必要なんですけど、まずそれを見つけるのが難しいんです。

我流では絶対にいけません、自分は、「まだ勝っていない」わけですから。

「勝てる方法論」は、「すでに勝っている人」から教わらないといけないんで、まずはその先生を見つける必要があります。

それを教えられる先生をずっと探していて、やっと見つけたということです。

 

ーーとても勉強になります。

今までの知識は、自分で勉強されたんですか?それって何かまとまった本はあるんですか?

 

ないですね。

完全に包括的なものって、ないと思います。

不動産投資に特化した本、マーケットトレードの中の個別株に特化した本、いやそうじゃなくてETFをドルコスト平均法でやりなさいって言ってる本、それぞれあるんですけど、トータルのポートフォリオについて語れる人や本ってあまりないんです。

 

ーーMさんは不動産投資の知識はある、でも短期投資の部分が足りないから戦略的にここの穴埋めをしようと、頭の中で描いてixiを活用しているってことですよね!

 

そうですね。

一応僕は、そういう投資配分・戦略について全体像を整理して、法人/個人の分を合わせて管理してるんです。

個人と法人を合わせた決算書をエクセルで作るんですけど、それぞれのリスクアセットに対してアロケーションが、わかるようにしていまして。

例えば、今の自分のポートフォリオでみたときに、短期FXポジションや暗号資産だとハイリスク投資、不動産だとミドルリスク投資、債権だとローリスク投資というように管理しています。

それぞれのリスクアセットの配分の目標数値を立てていて、それを達成するために資産ポートフォリオをリバランスをするように考えています。

それで、リスクアセットごとに目標数値達成に向けた戦略をたてるわけですが、おっしゃるとおり、自分で一定すでに勝てる領域もあれば、勝ちの戦略の見込みが弱いところもあります。

ixiは、自分が弱かったミドル~ハイリスクのリスクアセットである個別株のエリアをカバーするためのサポートツール、という位置づけで活用していますね。

 

ーー実際に遠藤さんに個別株投資を教えてもらって、期待通りのパフォーマンスは出せているんですか?

 

勝ってます。

ですが、僕自身のメンタルの問題で、期待どおりにいかないことはありますね。

遠藤さんであれば結果が出ているのに僕だと結果が出なかったってケースがあるので、それはやっぱり先生と僕とのレベルの差ですよ。

 

ーーそれは、損切りのタイミングとか?情報の精査の仕方とかですか?

 

色々とありますが、あとは「正しい握力」の問題ですかね。

ちなみに、遠藤さんに教えてもらってから割りと早期に、とある銘柄では半年で4倍くらいまで資産を作っているんですよ。

ただ、その時にあえて利確しなかったんですね。

なぜかというと、4倍株を持つっていう心の在り方をまず学ばないといけないと思ったんです。

上がったときにわくわくするのか、そわそわするのか、その後、下がった時にドキドキするのか、落ち込むのか、自分がどう言う気分になるのかを知りたかったんですよ。

投資って感情がめちゃくちゃ大事なんで。

まず、自分の感情が、証券口座の残高の金額の上下で、どういうふうに振り回されるのかを観察してみて、それを踏まえ、どうやったら自分の感情の起伏をできるだけ起こさずに、銘柄のホールド/損切り・利確の判断(=正しい握力)できるかを確認して、ルール化しました。

あとはそのルールを守って基本的にやれば、少なくとも感情的に振り回された失敗(=一番危険な失敗)をしなくて済んで、市場から退場することなく、投資を継続することはできるようになります。

でも、それが分かってても自分で決めたルールに従えなくて、やっぱり失敗、、、みたいなのがゼロではなくて、それがさっき言った自分のメンタルの未熟さの問題、てやつですね。笑

 

あと、僕の場合は、自分の分析・仮説の正しさを立証したいという気持ちが邪魔をして、投資がうまくできていないということがあるなと思っています。

金融市場投資で大事なのはマーケットにうまく合わせることですが、僕の場合、自分の分析や仮説が正しいはずだと思っている気持ちがどこかにあって、そのせいで損をしていることがあるんですよ。

でも、そんな分析は単なる僕のエゴなんですよね。

これって、事業をやるとか、コンサルをやるとかっていう時には、割とプラスに働くんですよ。

しっかり分析をして仮説を立てることで、ある程度、結果をコントロールできるようになるからです。

だけど、マーケットトレードは、いろいろな因子から仮説は立てても、最後は何が原因でどう動くかは、基本的に分からないんですよ。

よく言う、「織り込まれてる」ってやつの感覚が市場とあってるかどうか次第で、同じ一つのニュースで上がることもあれば下がることもある。

なので結果が出た後に求められるのは、「最速の受け身」なんですよね。

僕は自分の判断は、なぜ間違えているんだろうと余計なことを思ってしまい、これまでの仮説(=自分の意見)を正当化できる要因や今後の見通しを探そうとするんですけど、それは無駄なんです。

 

もちろん、事前の分析自体が無駄だと言っているのではなくて、むしろ、事前には出来得る限りの一次情報や数字データに基づく分析をして、ベストの仮説を立てるのは必要です。

ただ、その結果がどうかというのは、今あるマーケットがすべての答えなので、どんなに頑張って立てた仮説であろうと、それにこだわる事なく、いかに迅速・謙虚に結果に向き合って行動修正できるかが大事なんですよね。

その感覚が僕は弱いので、遠藤さんと同じ投資をしていても結果が違うのは、ここのせいなんじゃないかと分析しています。

遠藤さんはなんというか、そのあたり、市場に対して泰然自若というか、ゆったりと構えてうまーく流れに乗っていると思うんですよね。

 

要は、投資は結果がすべてなので、それを全て受け入れて、そこからどうできるのかというゲームルールなんだということを学ばせていただいたという感じです。

ちなみに、さっき言った自分としての正しさにこだわりたいエゴ、これは育児とかでもマイナスになりますよね。

要は、僕のその自分の正しさへのこだわり、みたいなのは、何でも自分がコントロールしたいって欲求の現れなんだと思うんです。

子供を自分の(勝手な)理想に育てたいっていう、エゴになってることもあるなって気づいたことがありました。

でも、人をコントロールしたいというのは、そもそも間違った考えですから・・・。

トータルで見た時に、マーケットほど、人間の哲学を勉強させてくれる場所はないなと思っています。

市場で自分が負けてるうちは、多分親としてもまだ未熟な親だということなんでしょうね。笑

 

ーーそもそも、最初のワインバーで遠藤さんを接待した時に、中身がある人間だなと思ったのはどういうところからですか?

 

方法論を聞いた上で、遠藤さん自身が何を大事にしているのかを色々ときいたんですよね。

象徴的な話の一つが、遠藤さんがFXをやっていたときにめっちゃ儲かったけど、人との約束を破ってしまったという話があって、その時に彼は「落ち込んだ」って言ったんですよ。

僕はそれを聞いて「これはいいな」と思ったんですよね。

目的と手段でいったときに、投資は手段にすぎないんです。

でも、多くの投資のサロンのリーダーみたいな人は、投資自体を目的化している人も多いですよね。

何のために投資をやっているのかニュートラルに向き合える人間って、真っ当だなと思って、この人の言うことは信用してもいいなと思えたんです。

 

 

ーー2年経った今でも、当時の遠藤さんに感じた感覚は変わらないんですか?

 

そうですね。

今では普通に飲み友達として結構ゆるく付き合っているので、そこまで厳しい目でみていませんが。

ただ、遠藤さんの使い方ってあると思っています。

遠藤さんは遠藤さんのスタイルがあるので、遠藤さんの資金力、人間力、精神力があってこの投資スタイルができているんですよね。

遠藤さんのスタイルを学ぶのはもちろんいいのですが、単なるモデリングをしてもうまくいかないと思うんですよ。

自分自身と彼との差はなんなのかを理解した上で、彼の手法を遵守するようなやり方をしないと、彼の言っていることをうまく使いこなせない気がするんですよね。

 

ーー難しい!これは、投資を始めたばかりの人には難しいんじゃないですか?

 

そうですね。

だから、やっぱり行動あるのみじゃないですか?

ixiでおすすめされている投資の内容について、きちんと自分で確認して、湧いてくる疑問を質問することで、遠藤さんのその人にとっての活用の仕方、が見えてくると思います。

 

例えば、ixiのメインは個別株ですけど、VIXという金融商品を扱ったりするときもあります。

この金融商品の特性を考えると、VIXとはどんなリスクがあって、どのくらいの時間軸で儲ける商品なのか?をちゃんと自分でわかってやっているかが、とても大事なんですよね。

儲かるからやってるって感じだと、やられちゃうと思うんです。

初めての方は、おすすめされている投資や銘柄を自分なりに分析してみて、それをどんどん質問したら良いんじゃないでしょうか?

 

ーーMさん、ありがとうございました!




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